日本の首都であり最大の都市である東京都には、あらゆるものが集中ししのぎを削っていますけれども、葬祭業者に関しましても例に漏れず、その数は膨大となっています。昨今に於きましては、消費者の目も厳しくなっており、安かろう悪かろうと言う業者や、粗悪なサービスを行う業者は生き残ってはいけませんので、勿論葬祭業者に起きましてもレベルの底上げが進んではいますものの、人生の最期を飾る大事なイベントである「葬儀」の依頼をする訳ですので、葬祭業者選びが最大のポイントとなる事は言うまでもありません。
優良な葬祭業者を選ぶ為に、お勧めの方法はインターネットの活用と言う事になりますが、口コミや比較サイトなどの情報を加味し、料金体系や実績などを十分にチェックした上で、絞込みをしていくという方法が一番確実ではないかと考えられます。
東京都にて葬儀を行う際に事前に大都会なりのしきたりを知る必要があります。東京と大阪、関西地方において違うしきたりがあります。東京では、焼香に来た一般参列者にも通夜料理を振舞います。式場などで焼香した後、係員が別室へ案内し、寿司やオードブル、煮物、そして酒などの飲み物が振る舞われます。
これは「通夜振舞い」とも呼ばれ、一口でも箸をつけることが供養になるとされています。なので参列者が断ることはしません。遺族のみが食事を採る関西地方から見れば、まったく逆の風習です。そして東京ならではのしきたりとし、東京に呼び寄せていた田舎の親が亡くなったという場合では、火葬を東京で行い、後日遺骨となって田舎へ帰った際に、地元で骨葬を行うということも数多く見られます。
火葬と葬儀をまったく別々の地域で行う事は、大都市ならではと言われる現象です。